BenQ ZOWIE XL2411Pは24インチFull HDでゲーミングモニターには最適なサイズ、機能もシンプルで扱い易いモニターです。
ゲーミングモニターとしては価格も適当でモニターの画面がほぼゲームな人には向いています。

出典:https://amazon.co.jp
モニター仕様
モニター型番 | XL2411P |
画面サイズ | 24インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル | TN方式 |
表面処理 | ノングレア |
解像度 リフレッシュレート |
最大解像度 1980x1080@144Hz(DisplayPort、DVI-DL) 1980x1080@120Hz(HDMI) |
画素ピッチ | 0.277x0.277mm |
応答速度GTG | 1ms |
入力端子 | HDMIx1、DisplayPortx1、DVI-DLx1 |
出力端子 | ステレオミニジャックx1 |
機能 | Black eQualizer Color Vibrance Eye Care ブルーライト軽減 |
寸法 (幅x高さx奥行) |
スタンド付き 570x431-559x219mm スタンドなし 570x347x63mm |
VESA規格 | 100x100mm |
重量 | スタンド付き 5.8Kg スタンドなし 3.6Kg |
電源 | 消費電力 45W 入力100-240V、50/60Hz |
付属品 | 電源コード、DisplayPortケーブル、説明書 |
※内蔵スピーカも無しです。
旧モデルの「XL2411」(末尾Pなし)もネットによっては販売されているので注意が必要。Display Port、Color Vibrance機能が搭載されていない。
安ければ選択の余地があるが、高いものは価格がおかしい。また、最近のグラフィックボードはマルチモニター前提で改めてみるとDisplay Portしかなかったりするものもある。
画面サイズ、解像度、リフレッシュレート
ゲームをフルスクリーンモードで表示するならば24インチ Full HDは画面全体が視界に入り表示の大きさも丁度よいと感じる。ウィンドウモードで複数並べると少し小さいかなと思います。
解像度がFull HDなので少し古いパソコン、グラフィックボードでもベンチマークスコアが稼ぎやすい。
例えば1台のパソコンで複数アカウントの起動数に制限がかかる場合、2台目のパソコンも利用して複数アカウントを起動させる。当然、1台目にはメインアカウントを持ってくるが、2台目にはサブアカウントを並べて表示する。
2台目のパソコン性能が低い場合はFull HDの方が操作しやすい。2台で6アカウント起動などはFull HDがピッタリ。サブアカウントに画面の綺麗さはいらない。
リフレッシュレートが144Hzでも足りない人は少なくても25インチクラスにして240Hzにした方が良いと思う。


パネル方式、画面の色合い、その他機能
パネルはTN方式なので見る角度によって大きく色が異なる。また、XL2411Pは標準状態が白っぽい色合いに調整されているように感じる。正確なカラーバランスが欲しい人はIPS方式でしょう。
XL2411Pの価値は正確でないカラーバランスにあると思っている。敵が暗闇で見えない、ダンジョンが暗くて見えないなどのリアル感を捨ててゲームをする人にススメたい。
競争相手が見にくければラッキー、自分は見える状態を確保しなければならない。Black eQualizerを使えば暗闇のリアル感は消え見えやすくなる。やりすぎると明るい部分が白飛びする。

出典:https://www.benq.com/ja-jp/index.html
敵が迷彩で見えにくかったり、透明化して見えにくい場合はColor Vibranceで色温度を変えて見えやすくする。

出典:https://www.benq.com/ja-jp/index.html
Black eQualizerとColor Vibranceでリアル感は無視してゲームのためだけに調整できる。
Eya Careはフリッカーと呼ばれる画面のちらつき(カメラを向けたときに黒い縞模様が見える)を軽減させるもので目の負担を軽減させる機能です。
実際に軽減している筈であるが、他のモニターでも特別な名前をつけずにフリッカーフリーは採用されているので目立った機能ではないように思います。
ブルーライト軽減。シンプルに作れらているXL2411Pになぜこの機能があるのか疑問だが、使えないと思ってください。青を減らせば画面は暗くなる。ブルーライト軽減を使うと他の機能は意味がなくなる。
HDR、FreeSync、G-SYNC非対応
HDRは映像の明るい部分と暗い部分の描写が、より自然でリアルな表現となるものですが、TN方式に求める必要はないと思います。
FreeSync 、G-Syncについても低fpsにならなければ必要ないのだし、綺麗さを優先させて低fpsになるような設定はゲーマーには不要です。
上の機能が必要でモニターを選ぶより、グラフィックボードに少しでもお金をかけた方が幸せになると感じます。
BenQ XL2411Pまとめ
BenQ XL2411Pのメリット
- Full HDでベンチマークが稼ぎやすい
- サブモニターとして使ってもOK
- 2枚並べて使えば複数アカウント用に便利
- Black eQualizer、Color Vibranceでゲーム向けな画質調整
- 余計な機能がなくシンプルで使い易い
ゲーミングモニターとして必要な機能が揃っています。特にゲームに特化して使いたい人におススメです。