ヘッドホン、ヘッドセット、ゲーミングヘッドセット
パソコン用に購入する場合、どのタイプを選ぶのか悩みます。
ヘッドホンは音楽用でよく使われてマイクのないもの。ヘッドセットはヘッドホンにマイクがついていてスマートフォン、TV会議の通話などハンズフリーでボイスチャットできるもの。ゲーミングヘッドセットはパソコン、PS4などのゲーム向けに作られているヘッドセット。派手な外観のものはゲーミングヘッドセットに多いですね。
ヘッドホン、ヘッドセット、ゲーミングヘッドセットのどれを選んでもパソコンに使うのは可能です。マイクを準備すればヘッドホンでもボイスチャットが出来ます。ゲーム用途に選ばれるのはゲーミングヘッドセットが一般的だと思いますが、himawariはヘッドホンがお気に入りです。

ヘッドホン:AKG K612PRO
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ヘッドセット:iBUFFALO BSHSUH12BK
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ゲーミングヘッドセット:Razer Kraken
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リアルサラウンド、バーチャルサラウンド、5.1ch、7.1ch
リアルサラウンドは映画館でも使われておりスピーカーを色々な方向に何本も配置してリアルな臨場感を出します。バーチャルサラウンドはテレビの前などに置いたスピーカーで疑似的に音の広がりを再現し臨場感を出します。スペースが不足している場合や配線が面倒な場合はバーチャルサラウンドが優れています。臨場感はリアルサラウンドです。
余談になりますが家庭用ホームシアターシステムでワイヤレスで配線が楽とかありますが、電源は必要ですし一部だけワイヤレスだったりします。結局、有線でもよかったなと後悔しないように仕様はよく見ましょう。
5.1chは、スピーカーが正面、右前、左前、右後方、左後方、重低音用(サブウーハー)の6本で構成されていますが、サブウーハーは0.1chで数えますので5+0.1chで5.1chとなります。7.1chは正面、右前、左前、右、左、右後方、左後方、重低音用(サブウーハー)の7+0.1chで7.1chとなります。(詳しくはPanasonicサラウンドの楽しみ方)
ヘッドホンの音を出すスピーカー(ドライバーユニット)は両耳のところについていますのでドライバーユニットが複数あろうともバーチャルサラウンドになります。ドライバーユニットを10個使っているような製品もありますが、狭い範囲でいくつあっても効果はそれほどないような感じがします。低音用、高音用程度で4つ位ならまだ効果あるかなと思います。
バーチャルサラウンドですのでヘッドホン、ゲーミングヘッドセットでも信号さえ入力すれば5.1chになります。




バーチャルサラウンドの信号
パソコンでヘッドホン、ゲーミングヘッドセットにバーチャルサラウンドの信号を入力するには
- Windows Sonic for Headphones(無料)やDolby Atmos for Headphones(有料)などのWindowsアプリで信号処理する
- ゲーミングヘッドセットメーカーのWindowsアプリで信号処理する
- サラウンドサウンドのアンプで信号処理する。アンプのイコライザー設定などはゲーミングヘッドセットメーカーのWindowsアプリを利用
基本的にヘッドホンは1,3。ゲーミングヘッドセットは1,2か3になります。
himawariの現在の構成は下のようになっています。PS4、PC両方の音を同時にヘッドホンに入力できますのでゲーム音は小さく、アニメは大きめなどもできます。
選ぶのはヘッドホン、ゲーミングヘッドセット?
マイクが一体ならゲーミングヘッドセットです。ただし、マイクの性能を求めてゲーミングヘッドセットのマイクは外して別のマイクを使う人もいます。バーチャルサラウンドはヘッドホンでも使えますので音質と装着感をどう選択するかだと思います。
音質の傾向としてゲーミングヘッドセットは弾丸の音などがよく聞こえるようになっていて癖が強いです。イコライザーで音の広がりを求めるようなチューニングは限界がある思います。
himawariは音楽、アニメ、映画も必要なのでヘッドホンを基本に使っています。ゲームも問題ないので快調です。ゲーミングヘッドセットのバーチャルサラウンドに対する宣伝が多いですが、ヘッドホンも機会があれば使ってみてください。